シャンプーの際に抜け毛が増えたと感じていませんか。中には周りから「髪の毛のボリュームが減ったのでは?」といわれて不安な方もいるでしょう。
抜け毛の量が一時的に増えているだけなら過度に心配しなくてもよいですが、継続的に大量の抜け毛が見られる方は注意が必要です。
本記事ではシャンプーで抜け毛が増えたと感じた際に確認すべき点や、正しいヘアケア方法を紹介します。抜け毛の量が増えて不安に感じる方は参考にしてください。
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シャンプーで抜け毛が増えたと感じた時にまず確認すること

シャンプーで抜け毛が増えるケースは一定数あります。そもそも1日に抜け落ちる髪の毛の大半がシャンプーのタイミングで抜けると考えられています。
そのため、まずは以下の2点を確認し、正常な抜け毛かどうかセルフチェックしてください。
- 抜け毛の本数には毛周期が関係し一時的に増える可能性あり
- シャンプー時は抜け毛が目にみえて増えたと感じやすい
抜け毛の本数には毛周期が関係し一時的に増える可能性あり
抜け毛の本数には毛周期(ヘアサイクル)が関係しており、一時的に増えるケースは珍しくありません。毛周期は髪の毛が生えてから抜け落ちるまでのサイクルで、主に以下の3期に分けられます。
成長期 | 毛母細胞が活発に分裂して髪の毛が太く・長く成長する時期。毛周期の大部分を占める |
退行期 | 毛母細胞の分裂が鈍くなる時期 |
休止期 | 毛母細胞の分裂が完全に停止、髪の毛が毛穴から抜け落ちるのを待つ時期 |
日本人の毛髪はおよそ10万本とされますが、髪の毛1本ごとに毛周期は異なります。そのため、一時的に抜け毛量が増えるのは珍しい現象ではありません。
平均すると髪の毛は1日あたりおよそ50〜100本抜けるため、100本以上の抜け毛が長期にわたり続くなら要注意と言えるでしょう。
シャンプー時は抜け毛が目にみえて増えたと感じやすい
1日に抜け落ちる髪の毛は平均するとおよそ50〜100本です。特にシャンプーの際には抜け毛が起こりやすく、1日に抜け落ちる髪の毛のおよそ6割が抜けると考えられています。
また、シャンプーすると1本1本だと見えにくい髪の毛が排水溝に集まるなどして視覚化しやすいため、抜け毛が増えたと感じる方が多いようです。

抜け毛が増えやすいシャンプー習慣をセルフチェック

シャンプーで抜け毛が増えたと感じる方は、以下の方法でヘアケアを行っていないかチェックしてみてください。
- お湯で髪を洗わずにいきなりシャンプーを使っている
- 爪を使って頭をかいたり、頭皮をこすったりして強い刺激を与えている
- シャンプーが十分に泡立つ前に洗い流している
- シャンプーの後、ぬるぬるが残ったまますすぎを終わらせている
- ドライヤーを使わずに自然乾燥させている
- 1日に2回以上シャンプーを行う習慣がある
お湯で頭皮や髪の毛を予洗いせずに、いきなりシャンプーするのはおすすめできません。予洗いしないとシャンプーが十分に泡だたないため頭皮に摩擦が生じます。
爪を使って頭をかいたり、指先で頭皮を擦ったりする洗い方も、頭皮に摩擦が生じる原因の一つです。摩擦が生じると頭皮に炎症を起こすなどして、頭皮環境の悪化を招きます。
シャンプーの洗い残しや、自然乾燥も頭皮環境を悪化させる一因です。シャンプーが残っていると頭皮の炎症を起こしやすくなります。
ドライヤーを使わずに自然乾燥していると、常在菌の一種であるマラセチアなどが繁殖し、脂漏性脱毛症の発症リスクが増加します。
頭皮を不潔にするのはもちろん、1日に2回以上シャンプーを行う方も注意が必要です。頻繁なシャンプーにより肌を守るべき皮脂膜が失われ、頭皮環境の悪化を招くためです。
今は抜け毛が増えていなくても、上記の誤ったヘアケアは将来の抜け毛・薄毛リスクを増加させます。そのため、できるだけ早期の改善をおすすめします。
抜け毛を防ぐシャンプーのやり方を3ステップで解説

抜け毛が増えている方は頭皮環境の悪化が疑われるため、以下の方法で正しくシャンプーするのがおすすめです。
- シャンプー前の湯洗いで髪の表面の汚れを落とす
- よく泡立てたシャンプーで指の腹を使って頭皮を洗う
- 水圧は強めで泡や汚れをしっかりめにすすぐ
今の段階では抜け毛が増えていない方も、将来の薄毛を予防するため正しいシャンプーのやり方を身に付けておくのがおすすめです。
シャンプー前の湯洗いで髪の表面の汚れを落とす
シャンプー前にはお湯で髪の毛や頭皮をしっかり濡らして「湯洗い」をするのがポイントです。湯洗いすると大部分のホコリやスタイリング剤が落ちるため、その後のシャンプーの泡立ちが良くなります。
髪の毛や頭皮全体にお湯を馴染ませ、手ぐしでとかしながら3分ほどかけて湯洗いを行うと、汚れがしっかり落とせます。
湯洗いの際のお湯の温度は38〜40度が最適です。湯温が低すぎると余分な皮脂を洗い流せず、湯温が高すぎると頭皮を守るべき皮脂まで洗い流してしまうためです。
適温のお湯で、スタイリング剤に含まれる油分や余分な皮脂をしっかりと落としておきましょう。
よく泡立てたシャンプーで指の腹を使って頭皮を洗う
湯洗いで髪の表面の汚れを落とした後、シャンプー剤を使って髪の毛や頭皮を洗う際の重要ポイントは泡立ちです。
シャンプーが十分に泡だっていないと、髪の毛や頭皮を洗う際に摩擦が生じ、頭皮環境の悪化を引き起こしやすくなります。
適量のシャンプー剤を手のひらの上でお湯と馴染ませ、十分に泡立ててから何箇所かに分けて髪に塗布し、泡を頭皮に浸透させてから洗いましょう。
シャンプーの際には髪の毛ではなく「頭皮を洗う」イメージで、指の腹を使いマッサージするように洗うのがポイントです。
爪や指の先で頭皮をゴシゴシ擦ると、抜け毛の原因になるため注意が必要です。
水圧は強めで泡や汚れをしっかりめにすすぐ
シャンプーを終えたら泡や汚れをしっかりと落とすため、すすぎを念入りに行いましょう。可能であれば美容師が実践している「お湯をためながら洗う」方法がおすすめです。
シャワーの水流を手のひらでせき止め、髪の毛や頭皮をお湯に浸すイメージで泡や汚れをしっかりと落とします。
シャワーの水圧は強めが理想的で、3分ほど時間をかけてぬるつきがなくなるまでしっかりと洗い流しましょう。すすぎの際も指先でゴシゴシ洗わず、頭皮を優しく扱うことで頭皮の腫れや抜け毛を予防できます。
抜け毛対策におすすめなシャンプーの選び方を紹介

毎日使うシャンプーが肌質に合っていないと、頭皮環境の悪化による抜け毛リスクが増加します。シャンプーを選ぶ際には以下3つのポイントを押さえておきましょう。
- 洗浄力が頭皮の状態に合った成分が含まれている
- 頭皮環境を整える成分を含んでいる
- 刺激の強い成分や添加物を避ける
洗浄力が頭皮の状態に合った成分が含まれている
頭皮の状態や皮脂の分泌量は人それぞれのため、自分に合った適切な洗浄力のシャンプーを選ぶのがポイントです。
シャンプーは大きく以下4つのタイプに分けられます。それぞれに含まれる成分表示の例を紹介するので、シャンプーを選ぶ際の参考にしてください。
洗浄成分名 | 洗浄力 | 成分表示の例 |
---|---|---|
ベタイン系 | 〇 | ・ラウロイルプロピルスベタイン ・ココアンホ酢酸Naなど |
アミノ酸系 | 〇 | ・ココイルグルタミン酸TEA ・ラウロイルメチルアラニンNaなど |
高級アルコール系 | ◎ | ・ラウリル硫酸ナトリウム ・ラウレス硫酸ナトリウムなど |
石鹸系 | ◎ | ・石ケン素地 ・ラウリン酸Kなど |
抜け毛が気になる場合は、アミノ酸系やベタイン系の優しい洗浄成分が含まれたシャンプーがおすすめです。
アミノ酸系は弱酸性で低刺激なため、敏感肌や乾燥、頭皮トラブルが気になる方にも適しています。
頭皮環境を整える成分を含んでいる
抜け毛を改善・予防するためには、頭皮環境を整える成分が含まれたシャンプーを選ぶのもおすすめです。シャンプーの成分表を確認して、以下の頭皮ケア成分が配合されているか確認してみてください。
効果 | 成分表示の例 |
---|---|
保湿 | ・ハトムギ種子エキス ・グリセリンなど |
血行促進作用 | ・トコフェロール酢酸エステル ・センブリエキスなど |
抗炎症(殺菌)作用 | ・グリチルリチン酸ジカリウム ・ミコナゾール硝酸塩など |
頭皮の乾燥が気になる方は、保湿成分が含まれているシャンプーを選ぶと良いでしょう。フケやかゆみが気になる方には、殺菌効果や抗炎症作用のあるケア成分が配合されたシャンプーがおすすめです。
また「医薬部外品」の表示がある薬用シャンプーは、頭皮環境を整える有効成分が含まれているため、肌を保湿しフケやかゆみを防ぐ効果が期待できます。
刺激の強い成分や添加物を避ける
毎日シャンプーしているのに頭皮のかゆみや赤みが出る方は、以下の刺激が強い成分・添加物を避けてください。
- 合成香料
- 合成着色料
- シリコン
- エタノール
- 防腐剤
敏感肌の方や頭皮トラブルが気になる方は、オーガニックや植物由来など天然成分配合のシャンプーを選ぶのがおすすめです。
ノンシリコンシャンプーは低刺激ですが、髪のキシみやパサつきが気になる方もいるため、シリコン入りかノンシリコンかは使用感を考慮して選びましょう。
高級アルコール系シャンプーは泡立ちが良くて安価ですが、洗浄力が強すぎるため、頭皮を守るのに必要な皮脂まで洗い流しがちです。
成分表示に「~硫酸」と書かれているシャンプーは、洗浄力が強い傾向にあるため注意しましょう。
シャンプー以外にコンディショナー・トリートメントの使い方も大切

シャンプーの後にコンディショナーやトリートメントで抜け毛や切れ毛を予防するのもおすすめです。コンディショナーとトリートメントの主な特徴は以下の通りです。
- コンディショナー:髪の表面をコーティングして指通りを良くする
- トリートメント:ダメージヘアを修復する
コンディショナーには髪の表面をコーティングする成分が配合されており、ブラッシング中の抜け毛予防に効果的です。
シャンプーをした後に、頭皮につかないよう注意しながら髪全体に馴染ませ、3分ほど時間をおいて洗い流しましょう。
トリートメントはカラーリングやパーマ後など、髪の毛がダメージを受けたタイミングで使用するのが基本です。
シャンプーの後にタオルドライを行い、トリートメントを髪の毛に浸透させると効果的です。トリートメントを使う日はコンディショナーをお休みするなど、どちらか一方を使用してください。
コンディショナーやトリートメントの使用方法や成分は商品によって異なるため、使用前の確認が大切です。
抜け毛の対策にはシャンプーのドライヤーも必須

抜け毛を改善・予防するためにはシャンプー後のドライヤーも必須です。自然乾燥は衛生的に問題があり、不快な臭いやフケ、かゆみの原因になります。
そのため、髪が短くてもドライヤーでしっかり乾かすことが重要です。ドライヤーは髪の毛から10cm以上離し、頭皮に直接熱風が当たらないよう注意してください。
髪の毛の根元から乾かし始め、手ぐしで髪を持ち上げながら一定の方向にとかすようにして乾かしましょう。ドライヤーを使うときも髪の毛や頭皮をゴシゴシ擦らないよう注意してください。
シャンプー後に取り入れたい抜け毛を防ぐ習慣

シャンプー後に以下2つの習慣を取り入れると、抜け毛を改善・予防する効果が期待できます。
- 育毛剤を使う
- 頭皮マッサージを行う
育毛剤を使う
育毛剤は主に医薬部外品に分類されるヘアケア商品で、厚生労働省によれば以下の効果・効能が期待できるとされています。
- 育毛
- 薄毛
- かゆみ
- 脱毛の予防
- 毛生促進
- 発毛促進
- ふけ
- 病後・産後の脱毛
- 養毛
育毛剤には血行を促進する成分や、頭皮環境を整えるための成分などが配合されています。薄毛治療薬のように発毛は期待できませんが、現在生えている髪の毛の成長をサポートするのに効果的です。
育毛剤は朝と晩の2回、適量を頭皮になじませるように塗布するのが一般的です。詳しい使い方は商品のパッケージや説明書を確認してください。
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頭皮マッサージを行う



頭皮環境を改善するためには、頭皮マッサージで血行を促進するのが効果的です。頭皮に送られる血液量が増加すると、髪の毛の成長に必要な栄養を送り届けやすくなります。
頭皮マッサージは首の後から始め、後頭部・側頭部を頭頂部へ持ち上げるイメージで行うと、効率的に血行を促進できます。マッサージする際には指の腹を使い、頭皮を擦らずに動かすのがポイントです。
また、後頭部の生え際にある天柱(てんちゅう)・風池(ふうち)のツボや、頭頂部にある百会(ひゃくえ)のツボ押しを行うのもおすすめです。
ツボ押しを行うと血行促進だけでなく、自律神経のバランスを整えたり、首こりを解消したりする効果も期待できます。
シャンプーの選び方・やり方を改善しても抜け毛がひどいなら脱毛症の可能性あり

シャンプーの選び方やヘアケアのやり方を改善しても抜け毛がひどい方は、以下の脱毛症を発症している可能性があります。
脱毛症 | 症例 |
---|---|
AGA(男性型脱毛症) | 前頭部や頭頂部を中心に抜け毛が増える日本人男性のおよそ30%が発症する |
FAGA(女性男性型脱毛症) | 髪の毛全体のボリュームが減少する地肌が透けて見え始める |
円形脱毛症 | まとまった範囲の髪の毛がごっそりと抜け落ちる爪がボコボコになる(爪甲点状陥凹)ケースもある |
牽引性脱毛症 | 局所の血行不良により髪の毛が抜けやすくなる髪の毛の分け目が広く目立ち始める |
脂漏性脱毛症 | 頭皮のかゆみや赤みに伴い抜け毛が増える黄色くて粒の大きいベタベタとしたフケが目立ち始める |
上記の脱毛症はいずれも自力での回復が難しいため、発症が疑われる際にはなるべく早めに毛髪診断士などの専門家に相談してください。
正しいシャンプーの方法とコツを理解して抜け毛を防ごう

シャンプーで抜け毛が増えていると感じる方は、抜け毛の本数を確認しましょう。健康な方でも1日に50〜100本の抜け毛は当たり前に見られます。
季節の変わり目になると抜け毛が150〜200本に増えるケースもありますが、一時的な現象であれば過度に心配する必要はありません。
以前に比べて抜け毛が増えたと感じる方は、普段使っているシャンプーの成分に着目し、自分の肌質に合った商品を選ぶのが大切です。
シャンプーを行う際には事前に湯洗いを行い、十分に泡立てたシャンプーで頭皮を洗い、強めのシャワーでしっかりと洗い流しましょう。
シャンプーを終えたら育毛剤を塗布したり、頭皮マッサージを行ったりして、抜け毛を改善・予防するのがおすすめです。
セルフケアで抜け毛が改善しない方は何らかの脱毛症を発症している可能性もあるため、なるべく早めに毛髪診断士などの専門家に相談してください。