「急に抜け毛が増えた!これって病気なの?」と、突然の抜け毛に戸惑う方もいるでしょう。ただ、急に抜け毛が増えた時には、季節や毛周期など髪の毛が抜ける時期に入っている場合も多いです。
時期的な抜け毛は常に続くわけではありませんが、気になる方は事前に対策して抜け毛を抑えましょう。
今回は季節の変わり目で抜け毛が増える要因とその対策についてまとめました。
過去に季節の変わり目の抜け毛で戸惑ったことがある、これからの抜け毛を防いでいきたい方はぜひ参考にしてください。
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抜け毛はどのくらいから多い?

健康な人でも1日約50~100本程の毛が抜けますが、そのうち50~70%はシャンプー時抜けるとされています。1日100本以内の抜け毛の場合は正常といえるため心配ありません。
季節や毛周期によって抜け毛の本数に個人差はあるものの、ヘアサイクルに沿って自然に抜けた場合、同じ毛穴から新しい髪の毛が生えてきます。
しかし、1日に100本を超える抜け毛が続く場合は「抜け毛が多い」状態と考えられます。特に、お風呂場の排水溝に短期間で大量の髪の毛が溜まる、枕に多くの抜け毛が付いている、洗髪時に明らかに多くの髪が指に絡むといった状況は、通常より抜け毛が増えている証拠です。
季節の変わり目には一時的に抜け毛が増えることもあるため、短期間の増加であれば心配しすぎる必要はありませんが、長期間にわたって多量の抜け毛が続く場合は、何らかの対策や専門家への相談を検討しましょう。

異常な抜け毛の見分け方
抜け毛が自然なものかどうかは、抜け毛の状態からも判断できます。異常な抜け毛かどうかを見分けるためのポイントは、まず「毛根の形」に注目しましょう。健康な抜け毛の毛根は、マッチ棒のように丸くふくらんでいます。また、根元に向かって黒から次第に白くなっているのが特徴です。一方、異常な抜け毛の毛根には、以下のような特徴があります。
- 毛根の色が全体的に白い(触るとベタベタする)
- 毛根の色が全体的に黒い
- 形が尖っている
- 形にくびれがない
- 先からしっぽのようなものが出ている
また、「髪の太さや長さ」も重要な指標です。健康な抜け毛はある程度の太さと長さがありますが、異常な抜け毛は細く弱々しかったり、短かったりすることが多いです。これは髪が十分に成長する前に抜けてしまっている証拠です。
日本人男性の髪の平均の太さは0.08〜0.1mm程度とされており、年齢とともに細くなるのが一般的です。しかし、年齢に対して極端に髪が細い場合は、何らかの問題がある可能性があります。
このように、抜け毛の状態を注意深く観察することで、異常な抜け毛かどうかを見分けることができます。気になる症状がある場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。
季節の変わり目で髪の毛が抜ける期間はいつまで続く?

季節の変わり目の抜け毛が落ち着くまでにかかる期間はおよそ1〜2ヶ月程度です。ずっと続くわけではないので安心してください。
ただし、もし抜け毛が多い状態が長期間続く場合は要注意です。季節の変わり目による抜け毛は1〜2ヶ月程度でおさまりますが、もし抜け毛が収まらない場合は他に原因が隠れている可能性があります。
とはいえ40代前後を目安に加齢に伴う抜け毛が増えます。年齢の積み重ねで自然に抜け毛が増える場合があることを覚えておきましょう。
髪の毛が多く抜けやすい時期

季節の変わり目には通常よりも多くの抜け毛が見られることがあり、多い人では200〜300本に達します。これは平常時の2〜3倍の量に相当します。これは、季節の変わり目には自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなるからです。自律神経が乱れると、頭皮の血行が悪くなり、髪の毛の成長に必要な栄養素が十分に届かなくなります。その結果、健康な髪の毛が育ちにくくなり、抜け毛が増加するのです。
では、なぜ季節の変わり目に自律神経やホルモンバランスが崩れやすいのでしょうか。それは、気圧の変動や寒暖の差が大きくなるためです。人間の体は環境の変化に適応しようとして交感神経が優位になり、多くのエネルギーを消費します。このプロセスがストレスとなり、自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こします。
また、季節の変わり目は、生活環境の変化(進学、就職、転勤など)が起こりやすい時期でもあります。こうした環境の変化も大きなストレス要因となり、自律神経の乱れを通じて抜け毛の増加につながるのです。
このように、季節の変わり目に抜け毛が増えるのは、体が新しい環境に適応しようとする自然な反応の一部と考えることができます。一般的には一時的な現象であり、体が新しい環境に慣れてくれば抜け毛の量も自然と減少していきます。
季節の変わり目で抜け毛がひどい場合の対処法
季節の変わり目に増える抜け毛をなるべく抑えるための対処法を5つ紹介します。
- 適度にストレスを解消する
- 規則正しい生活を送る
- 頭皮や毛髪に負担をかけない髪型に変更する
- 育毛に良い栄養が豊富な食事を心がける
- 育毛剤を使用する
適度にストレスを解消する
ストレスは頭皮の血行不良やホルモンバランスの乱れを起こし、脱毛の原因になります。そのため、適度な運動や休息を取り、ストレス解消を行うことが大切です。
しかし、飲酒や喫煙、夜更かしなどストレス解消の方法によっては、薄毛の原因となる場合もあるので注意は必要です。特に季節の変わり目は身体にストレスがかかりやすくなります。無理なスケジュールを立てず、適度に運動したり美味しいものを食べたりするなど、健全なストレス解消を図りましょう。

規則正しい生活を送る
健康な髪を保つためには規則正しい生活習慣が必要です。身体の内側から育毛環境を整えるには、質のいい睡眠と栄養バランスの整った食事が欠かせません。
起床時間と入眠時間を一定にして睡眠サイクルを整えたり、ビタミンやたんぱく質など育毛に必要な栄養素が入った食事を摂取したりすることは抜け毛の防止になります。また、自律神経を整えることにもつながり、ストレスの軽減にもなります。
入浴や起床時に日光を浴びることも体内時計を整えるポイントなのでおすすめです。
飲酒や喫煙などは血行不良の原因となり、薄毛につながる可能性があります。薄毛につながる生活習慣はなるべく避け、整った生活習慣を送るようにしましょう。


頭皮や毛髪に負担をかけない髪型に変更する
頭皮や毛髪に負担をかけないために、髪型に気を遣うのも抜け毛を防ぐポイントです。
毎日同じ髪型にすると頭皮の一部に負担がかかり、血行不良となって薄毛を起こしやすいため、毎日髪型を変えるのがおすすめです。髪の毛を結んだりアップヘアにする時もできるだけ緩めに仕上げたり、おろす髪の毛をメインにしたりすることでも頭皮の負担が軽減できます。
また、強くブラッシングを行うと頭皮の負担の蓄積になります。日々のブラッシングやヘアケアから気を付けることが抜け毛を防ぐポイントです。

育毛に良い栄養が豊富な食事を心がける
髪の毛の8割はタンパク質でできています。タンパク質以外にも抜け毛の予防と健康的な髪の毛の育成のためにビタミンや亜鉛を取ることがおすすめです。
タンパク質、ビタミン、亜鉛が豊富な食品は次の通りです。
栄養素 | 豊富に含む食品例 |
---|---|
タンパク質 | 肉類、魚類、卵、乳製品、豆類、穀類 |
ビタミン | レバー、うなぎ、野菜類 |
亜鉛 | 肉類、豆類、オートミール、米 |
脂肪分が多い食事やスパイシーな料理、カフェインの摂りすぎは頭皮環境の悪化につながるため、できるだけ避けるのがおすすめです。
特定の食品のみを摂取するのではなく、バランス良く栄養素を摂ることが重要です。

育毛剤を使用する
育毛剤は抜け毛の予防と今生えている髪の毛をより健康な状態に育てることをサポートする製品です。入浴後など頭皮が清潔なタイミングで髪の毛を乾かした後に使用することで、育毛成分の浸透率が高まります。
使用時は頭皮マッサージを行うことで、より育毛剤が浸透し高い効果が見込めます。また、頭皮マッサージは血行促進の効果もあるため、健康な髪の毛を育てることにつながります。
育毛剤を使用する場合は正しい用法と用量を守って使用することが大切です。誤った使用は頭皮環境の悪化による抜け毛につながるため注意しましょう。
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【季節別】髪の毛が多く抜ける要因

季節によって抜け毛の量や原因は異なります。特に春と秋は多くの人が抜け毛の増加を感じる時期です。季節ごとの抜け毛の特徴と要因を理解することで、より効果的な対策が可能になります。
以下では、四季それぞれの時期に特有の抜け毛要因を詳しく解説します。
- 春|生活環境・リズムの変化によるストレスなど
- 夏|暑さによる過剰な皮脂分泌・紫外線の影響
- 秋|夏に蓄積されたヘアダメージの表面化・自律神経の乱れ
- 冬|寒さによる血行不良・過度な乾燥
季節ごとの抜け毛の原因について、具体的にみていきましょう。
春|生活環境・リズムの変化によるストレスなど
春は進学や卒業、部署の異動など生活環境の変化が訪れる季節です。新生活が始まると生活リズムが変わったり、不摂生が続いたりして身体にストレスがかかります。
ホルモンバランスや自律神経が乱れやすくなるため脱毛症になる方が多いです。
また、夏に向けて紫外線が強まっていき、髪の毛や頭皮にダメージが加わりやすいことも抜け毛の原因の1つです。
夏|暑さによる過剰な皮脂分泌・紫外線の影響
夏は紫外線が特に強く、髪の毛や頭皮によりダメージを受けやすい季節です。夏バテによる食欲減少や運動不足も抜け毛につながる要因となります。
また、梅雨も含めて夏場は気温・湿度が高く、頭皮の汗や皮脂の分泌が盛んになります。そのため、頭皮に汚れがたまりやすく、雑菌が繁殖して炎症が起こり毛根にダメージを与えやすいです。さらに、冷房や除湿などエアコンの使用による冷えや血管の収縮も頭皮の血行不良の原因となり抜け毛につながります。
秋|夏に蓄積されたヘアダメージの表面化・自律神経の乱れ
秋は抜け毛が増えたと感じやすい時期です。実際に10〜11月は一時的に抜け毛が増えやすく、1日約140本前後も毛が抜けるというデータが出ています。
理由は夏に蓄積されたヘアダメージが表面化する季節だからです。夏の暑さによる疲労や冷たいものを多く食べる食生活、紫外線の強いダメージなどが数か月後の秋に遅れて現れて抜け毛となります。
また、冬に向けて急激な気温に気温が下がるため、血行不良や自律神経の乱れを起こしやすいことも抜け毛が増える原因です。
参考:養毛・育毛剤の評価法
冬|寒さによる血行不良・過度な乾燥
頭皮は身体の中でも末端に位置するため、血行が悪くなりやすいです。特に冬は寒さによって冷えが起こり、血管収縮から頭皮の血行不良を起こしやすく抜け毛が増えます。
また、冬は空気が乾燥する時期のため、頭皮と毛髪も乾燥して固くなり、抜け毛が起きやすいです。暖房の使用も乾燥につながり、抜け毛の原因となります。

季節の変わり目後も抜け毛が長引くなら脱毛症の可能性あり

季節の変わり目の抜け毛は1〜2ヶ月程度で収まります。もし抜け毛が長引くなら脱毛症の可能性があるため要注意です。
脱毛症には以下の5つがあります。
- AGA(男性型脱毛症)・FAGA(女性男性型脱毛症)
- 円形脱毛症
- 粃糠性脱毛症
- びまん性脱毛症
- 牽引性脱毛症
季節の変化による抜け毛と脱毛症の見分けができるようにしておきましょう。
AGA(男性型脱毛症)・FAGA(女性男性型脱毛症)
脱毛症 | 主な症状 | 主な原因 |
---|---|---|
AGA (男性型脱毛症) | 頭頂部と前頭部の髪が薄くなる | 男性ホルモン、遺伝など |
FAGA (女性男性型脱毛症) | 頭頂部の髪が全体的に薄くなる | ホルモンバランス、遺伝、ストレスなど |
男性のAGA(男性型脱毛症)は頭部と生え際の髪が薄くなるのに対して、女性のFAGA(女性男性型脱毛症)は髪の毛が全体的に薄くなるのが特徴です。
原因はホルモンバランスの乱れや遺伝などさまざまですが、両方とも進行性のため治療しないと改善が見込めないのが共通点といえます。
AGA・FAGAは早期の治療によって改善が期待できるため、AGA・FAGAかどうか心配な方はすぐ専門機関を受診しましょう。
円形脱毛症
円形脱毛症は円形や楕円形の脱毛が突然生じる病気です。10円玉くらいの大きさが一般的ですが、重度な円形脱毛症は頭部全体に広がったり、まつ毛や眉毛など体毛にまで症状が現れたりします。
原因はストレスや自己免疫疾患と言われています。疲労や肉体的・精神的なストレスにより突然何の兆候もなく脱毛が始まるのが特徴です。
脱毛斑が円形または楕円形の場合や、脱毛斑周囲の髪の毛を引っ張ると簡単に抜けたり、痛みを感じずに髪が抜けたりする場合はすぐに医療機関を受診しましょう。
粃糠性脱毛症
粃糠性脱毛症は、大量のフケが出ることにより起こる脱毛症です。通常、誰でもフケは出ますが、粃糠性脱毛症は通常の量をはるかに超える大量のフケが出ます。
症状としては、頭皮にフケのような厚く硬い鱗屑が出現し、頭皮の赤みやかゆみを伴います。
頭皮トラブル(皮膚炎、細菌の繁殖、乾燥肌、アトピーなど)による頭皮環境の悪化が原因といわれていますが、誤った方法でのシャンプー習慣や皮膚アレルギーにより起こることもあります。
びまん性脱毛症
びまん性脱毛症は全体の髪の毛がまばらに抜けることが特徴です。原因はストレス、栄養不足、ホルモンバランスの乱れとされています。
AGAは頭部と生え際の髪が薄くなるのに対して、びまん性脱毛症はまばらに抜け毛が起こるため、症状の進行に気が付きにくいです。
しかし、自然治癒することはなく、症状が進行するほど治療に時間と費用が余計かかってきます。
朝起きて枕に大量の抜け毛があったり、ブラッシングの時に簡単に髪の毛が抜けたりと1日の抜け毛の量が明らかに増えた場合は要注意です。症状が気になる場合は、早めに医師の診察を受けましょう。
牽引性脱毛症
牽引性脱毛症は、ポニーテールやブレイズなど髪の毛が強く引っ張られるような髪型を頻繁にすることで起こりやすくなります。
薄毛やヘアラインの後退が特徴で、頭皮に赤い炎症や小さなぶつぶつが見られることもあります。主に症状は引っ張られる力が強い生え際や結び目に出現しやすいです。
牽引性脱毛症は初期の段階であれば原因となっている髪型をやめることで元に戻ります。重症化する前に頭皮や髪の毛の負担になっている髪型を避け、髪を緩く結んだり分け目を定期的に変えたりする工夫を行いましょう。
参考:公益財団法人日本皮膚科学会|ヘアスタイルと脱毛症の関係はありますか?
抜け毛の原因は脱毛症のほかに病気の可能性もあるので注意

抜け毛の原因は脱毛症のほかにも、次の4つの病気が原因のケースがあります。
- バセドウ病
- 甲状腺機能低下症
- 貧血
- 梅毒
脱毛症の治療は皮膚科や脱毛専門クリニックを受診することが一般的です。
しかし、自己免疫疾患や内科系の病気が原因で脱毛症を併発している場合は、症状に応じた診療科を受診することが重要です。まずはかかりつけ医に相談し、適切な診療科を紹介してもらいましょう。
季節の変わり目で髪が抜けやすくなるので対策しておこう

季節の変わり目は抜け毛が増えやすく、通常の2~3倍の本数に及びます。急に抜け毛が増えたと感じても、季節の変わり目周辺の1〜2ヶ月程度でおさまれば正常です。
万が一、季節の変わり目以降も抜け毛が続くようなら脱毛症を発生している場合があるので要注意です。
脱毛症は基本的に自然に改善することはないため、専門機関での治療が必要となります。自己免疫疾患や感染症など他の病気も含めて脱毛が気になる方は、早めに医師に相談することがおすすめです。