薄毛やAGA、長い期間髪の毛が生えてこないと悩む方の中には、「毛根が死滅しているのではないか」と考える方もいるのではないでしょうか。
実は毛根が死滅するケースというのはとても少ないのです。ではなぜ髪が生えないのでしょうか?
本記事では、毛根が死滅する原因や死滅しているかどうかの判断方法、髪の毛を再生・復活させるにはどうすれば良いかまで解説します。
もう髪の毛が生えないのではないかと不安な方はぜひ参考にしてください。
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毛根の死滅とは|髪の毛が生えてこないと毛根が死滅している?

毛根の死滅とは、毛母細胞が死滅することを意味しています。
以下の画像の通り、毛母細胞は髪の毛の元となる細胞で、分裂・増殖し伸びたものが毛髪(毛幹)です。毛母細胞が死滅した場合、そこから髪の毛が生えてくることはありません。

ただ、前述の通り、毛根が死滅するケースというのはとても少なく、髪が生えていない原因は、毛根が休止期(休眠中)であるというケースがほとんどです。
つまり、一時的な休止期にある毛根であれば髪の毛が復活する可能性は残っています。
画像出典 大西皮フ科形成外科医院
毛根が死滅する原因

滅多に起こらない毛根の死滅ですが、原因は大きく分けて下記の2つがあります。
- 頭皮の大きな怪我・やけどなど外部からの強い刺激
- 毛周期(ヘアサイクル)の寿命
それぞれ詳しく解説します。
頭皮の大きな怪我・やけどなど外部からの強い刺激
過去に頭部を縫わなければならないような大きな怪我や、皮膚がただれるほどのやけどをした場合、損傷箇所の毛根が死滅してしまい髪の毛が生えない可能性が高いです。
真皮まで届くような大きな怪我・やけどを経験する方は少ないかもしれませんが、該当する方に関しては、発毛効果が認められているミノキシジルを使用した発毛剤を塗ったり、AGAの内服薬治療を行っても改善の見込みはないと言えるでしょう。
毛周期(ヘアサイクル)の寿命

上図のように、髪の毛1本1本には毛周期(ヘアサイクル)と呼ばれる循環(成長期、退行期、休止期)があります。生えて成長し抜け落ち、再び生えてくるというサイクルを約3~6年を1回として繰り返します。
毛周期は通説によると、1つの毛包で約40回ヘアサイクルを経ると寿命を迎えるのではないかと言われています。そのため、約40回のサイクルが終わってしまった場合、毛根が死滅し髪の毛が生えない可能性があります。
尚、毛周期はAGAなど進行型の薄毛疾患によって、成長期の期間が短縮されてしまうことがあります。AGAとはジヒドロテストステロンが原因で成長途中の髪の毛が抜け落ちてしまう症状です。
この場合、30年程度で毛根が寿命を迎えてしまう可能性もあります。
毛根が死滅しているかの判断・確認方法

実際に毛根が死滅しているのかの判断は非常に難しいのですが、目安は少なからずあり、セルフチェックができる簡単な判断方法を以下で紹介します。
チェック項目 | 具体的な確認方法 | 毛根が危険なサイン |
産毛の有無 | ・頭皮部分を触ってみる ・拡大機能付きのカメラアプリなどで頭皮を観察する | ・産毛の感触がない、見えない場合寿命を迎えている可能性あり ※産毛がほんの少しでも見える、触って分かる場合は毛根が生きているといえる |
抜け毛に付いた毛根 | ・シャンプー時や枕などについている抜け毛の毛根を観察する | ・黒く細い ・尖っている ・いびつな形 ・千切れたようになっている ※白くぷっくりと丸い毛根がついていれば正常、上記に該当する場合は毛根に何かしらの異常がある可能性あり |
上記のチェック方法でセルフチェックをしてもよくわからないという方は、専門家に診てもらうのも一つの方法です。
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髪の毛を復活・再生させる方法

上記でも記載した通り、もし髪の毛が生えていない原因が毛根の一時的な休止期状態であれば、髪の毛が復活する可能性は残っています。その場合の髪の復活・再生につながる方法を以下で紹介します。
- 栄養バランスのとれた食事を意識する
- 質の良い睡眠をとる
- 適度な運動をする
- ストレスを溜めない生活を心がける
- 正しいシャンプー方法でヘアケアを行う
- 頭皮マッサージを行う
- 育毛剤を使う
それぞれ詳しく解説します。
栄養バランスのとれた食事を意識する
毛母細胞を活性化させるためには、毛母細胞へ栄養を送り届けることが欠かせません。このため、栄養バランスのとれた食事を意識することが大切です。
中でも髪の毛のために重要な栄養素として、タンパク質(ケラチン)や亜鉛、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンDが挙げられます。下記の表でその栄養素を含む、具体的な食べ物を紹介いたします。
栄養素 | 具体的な食べ物の例 |
タンパク質 (ケラチン) | ・牛肉、鶏肉、豚肉 ・卵 ・大豆 |
亜鉛 | ・牡蠣 ・チーズ ・レバー |
ビタミンA | ・ほうれん草 ・にんじん ・レバー |
ビタミンB群 | ・卵 ・青魚 ・レバー |
ビタミンD | ・鮭 ・きくらげ ・干ししいたけ |
ケラチンはタンパク質の一種で、髪の毛の80〜90%を占める主成分です。髪だけでなく皮膚や爪の健康を維持する役割もあります。
亜鉛やビタミンは髪の毛の主成分ではありませんが、髪の毛(ケラチン)を構成するために欠かせない栄養素です。タンパク質だけではなく、亜鉛やビタミン類も意識して摂取しましょう。
質の良い睡眠をとる
髪の成長を促すためには、睡眠の質を高めることが必要です。髪の成長を促す成長ホルモンは、睡眠の質が良くないと分泌されません。
就寝前には身体と脳をリラックスさせることを意識してみてください。良質な睡眠をとるための具体的なポイントは、以下をおさえておきましょう。
- 就寝3時間前までに食事を摂り終える
- 就寝1~2時間前からスマホ・PCを触らない
- 就寝1~2時間前に入浴する
- 寝る部屋はなるべく暗くする
- 寝具は身体に合ったものを使う
- 寝る前に身体を温める習慣を取り入れる
参考
適度な運動をする
適度な運動により血行を促進させると、栄養が毛根へ届けられ、髪の毛を作る器官の復活が期待できます。特に効果的なのは有酸素運動で、下記のような手軽に行えるものでも血行を促進する効果が期待できます。
- ウォーキング
- ジョギング
- ヨガ
- サイクリング
ウォーキングやヨガは、負荷が少なく手軽に行えるため、運動が苦手な方にもおすすめです。ジョギングは、誰かと会話を楽しめる程度のスピードでも効果が期待できます。
ジョギングが苦手な方は、サイクリングがおすすめです。ジムなどにあるフィットネスバイクであれば、手軽に行えます。
デスクワークや同じ姿勢が多い方は血流が低下しやすいので、通勤や帰宅時に1駅手前で下車して歩いたり、エレベーター・エスカレーターを使わず階段を使うといったことを日常生活の中で意識してみてください。
ストレスを溜めない生活を心がける
ストレスが溜まると毛細血管を収縮させることにつながり、頭皮の血流が悪くなるため、ストレスを上手くコントロールすることが大切です。
ストレスを感じやすい環境から離れたり、リラックスできる趣味を見つけたり、自分なりの発散方法を見つけるとよいでしょう。人は身体を動かすと、セロトニンやエンドロフィンといったストレスを緩和する物質が分泌されると言われているため、スポーツなどがあると発散しやすいです。
また、自然の中で過ごす時間や友人との会話もストレス解消に役立つでしょう。
正しいシャンプー方法でヘアケアを行う
正しいシャンプー方法を続けることで、頭皮環境の改善に繋がり、髪の毛の復活が期待できます。
まず、シャンプーはできるだけ自分の肌質に合う刺激の少ないシャンプーを使いましょう。
おすすめなのは、アミノ酸系やベタイン系などの洗浄力がマイルドなシャンプーです。頭皮の乾燥を感じる場合、保湿成分配合のシャンプーを使うのも良いでしょう。
次に、正しいヘアケアを行うことを意識しましょう。ヘアケアで最も重要な洗髪は、下記の順番で丁寧に行うことがポイントです。
- シャンプーを使う前にブラッシング・予洗いで大まかな汚れを落とす
- 使用するシャンプーの量はコイン大を目安にして「適量」を守る
- 力の入れ方を調整して頭皮をもみ込むように洗髪する
- 流し残しがないように十分にすすぐ
予洗いで髪の毛や頭皮の汚れを落としておくことで、皮脂汚れを浮かせやすくなります。また、頭皮に余分な皮脂が残っていると臭いの原因になるので、シャンプーをしっかり泡立てて丁寧に頭皮を洗いましょう。
前述通り、皮脂を落とそうとして洗い過ぎると、頭皮の臭いを悪化させる場合があります。すすぐ際は38℃程度のぬるめのお湯ですすぎ残しがないよう、洗浄にかかった時間よりも長い時間をかけてすすぐのがおすすめです。
髪が濡れた状態を放置すると雑菌が繁殖しやすくなるので、洗髪後はタオルでしっかり水気を取り、ドライヤーで根元から早めに乾かすことが大切です。
参考
ヘアケアの正しい順番!各手順のやり方やコツ・注意点を徹底解説
頭皮マッサージを行う
頭皮マッサージを行うことで頭皮の血行が促進され、毛根に酸素や栄養が行き届きやすくなります。これにより髪の毛の成長を促し、髪の毛の再生が期待できます。
頭皮マッサージのポイントは、指の腹を使ってやさしく行うことです。爪を立てると頭皮を傷つけるため注意しましょう。以下でおすすめのマッサージ方法をご紹介いたします。
毎日継続して行うことで、より効果を実感できるでしょう。
参考 「ヘッドスパ」における頭皮マッサージ基本手技が心身に及ぼす影響
育毛剤を使用する
休止している毛母細胞を活性化させるには育毛剤を試すのも一つの手です。育毛剤には頭皮環境を整え血行をよくする効果が期待できます。
市販の育毛剤にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴的な成分が含まれています。自分の頭皮の状態や悩みに合った製品を選ぶことが大切です。
育毛剤は継続した使用が重要です。髪の毛の成長には時間がかかるため、効果を実感するまで焦らずに少なくとも3ヶ月以上は使い続けましょう。
毛根が本当に死滅している場合は植毛をするしかない

本当に毛根が死滅している場合、髪の毛を復活させるには植毛でしか対処ができません。すでに毛根が死滅した部分であっても、自毛植毛なら発毛が可能です。
ただし、自毛植毛は他の薄毛治療と比べても費用が高額な場合も多く、外科手術を伴うためダウンタイムの痛みや傷跡が残る可能性があります。メリットだけでなくデメリットも把握した上で、自分に合う治療なのかを見極めることが大切です。
植毛を検討する方は、自分だけでは髪の毛や頭皮の状態を正しく判断しにくいため、まずは専門家に相談してみることをおすすめします。
参考 植毛は薄毛対策に逆効果?後悔しないためにメリット・デメリットを確認
毛根が死滅しているのか確認して正しい対策を

毛根が死滅しているケースは少ないということがお分かりいただけたかと思います。
長い期間髪の毛が生えていない場合も、まずは本記事のセルフチェック方法や専門家に相談し、毛根の状態を確認してみましょう。毛根が休止期の状態であれば、生活習慣の改善や薄毛治療を行うことで髪の毛の復活につながるでしょう。
早期回復を目指すのであれば、専門家などに相談することをおすすめします。自身の毛根や頭皮の状態が詳しく分かり、自分に合った治療を行うことができるでしょう。