寝ているときにかいた汗や寝癖が気になり、朝に髪を濡らす方は多いでしょう。
しかし、「朝に髪を濡らすとはげる」という噂もあります。朝に髪を濡らす習慣がある場合、やり方次第で薄毛や抜け毛のリスクが高まるのは事実です。
そのため、朝に髪を濡らす習慣がある方は、濡らした後のケアに注意する必要があります。
本記事では、朝に髪を濡らすと薄毛・抜け毛のリスクが高まる理由を解説します。どうしても髪を濡らす必要がある場合の対策や頭皮にやさしい寝癖の直し方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
朝に髪を濡らす人はやり方次第ではげるリスクが高まる

「朝に髪を濡らすとはげる」という噂がありますが、朝に髪を濡らすこと自体が問題なのではありません。しかし、髪の濡らし方次第ではげるリスクが高まるのは事実です。
朝は時間がない方が多く、髪を濡らした後のケアが十分ではない場合があります。誤ったケアを続けていると頭皮がダメージを受けて、はげるリスクが高まるのです。
そのため、朝に髪を濡らしてそのまま放置している方は注意しなければなりません。ただし、正しいケアのやり方を実践すればリスクを抑えられるので、まずははげるといわれる理由を把握しておきましょう。
朝に髪を濡らす習慣がある人ははげるといわれる理由

「朝に髪を濡らす習慣がある人ははげる」といわれる理由を解説します。
- 必要な皮脂を洗い流し紫外線ダメージを受けやすくなるから
- 頭皮が冷えて血行が悪くなりやすいから
- 濡れたまま放置することで雑菌が繁殖しやすくなるから
必要な皮脂を洗い流し紫外線ダメージを受けやすくなるから
朝に洗髪をする習慣がある方は必要な皮脂を洗い流し、頭皮が紫外線ダメージを受けやすくなります。
皮脂の役割は、頭皮を紫外線ダメージや汚れから守ることです。
しかし、朝シャン後すぐに外出してしまうと、頭皮を保護するための皮脂が十分に分泌されず、紫外線ダメージによって頭皮環境が悪化することにつながります。
また、朝だけでなく前日の夜にも洗髪をしている方は要注意です。短い時間で二度も洗髪することで、頭皮や毛髪にダメージを与える可能性があります。
朝にも髪を濡らす習慣は、必要以上に皮脂を洗い流して頭皮が乾燥しやすい状態をにつながるため、はげるリスクが高まるのです。
頭皮が冷えて血行が悪くなりやすいから
朝に髪を濡らすとはげるリスクが高まるのは、頭皮が冷えて血行が悪くなりやすいからです。
朝は時間がなく、十分に髪を乾かさずに放置している方もいるでしょう。髪を乾かさない状態は頭皮の冷えを招き、血行不良を起こします。
頭皮の血行不良は、薄毛や抜け毛になる原因の一つです。頭皮の冷えが血行の鈍化を引き起こすと、髪の毛の成長に必要な酸素や栄養素が十分に届きません。
その結果、頭皮環境が悪化して、健康な髪の毛が育ちにくくなります。
このように、髪が濡れた状態を放置すると、頭皮の血行不良から薄毛や抜け毛を招くため注意してください。
濡れたまま放置することで雑菌が繁殖しやすくなるから
濡れたままの髪を放置することで雑菌が繁殖しやすい頭皮環境になることも、朝に髪を濡らすとはげるリスクが高まる理由の一つです。
一般的に、雑菌は湿度が高く、風通しの悪い場所を好むといわれています。濡れたままの髪は雑菌にとって都合が良く繁殖しやすい環境です。
実際に、AGA(男性型脱毛症)患者の頭皮には、雑菌が多く存在しているという研究結果もあります。
朝に髪を濡らしてそのまま放置していると、雑菌の繁殖によって頭皮環境が悪化するため、しっかりと乾かすことが大切です。
参考 男性型脱毛症「AGA」患者の頭皮に 粘度の高い皮脂成分(トリグリセリド)が多いことを発見|大正製薬
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薄毛を予防するなら朝シャンは避けるのが無難

薄毛を予防したい方は、できるだけ朝シャンを避けるようにしてください。
寝ているときにかいた汗や寝癖が気になり、朝に髪を濡らす方は多いでしょう。いっそ濡らすのならシャンプーをして、スッキリしたいと思う方もいるはずです。
しかし、薄毛予防を目指すなら、朝シャンは避けたほうが良いでしょう。
また、朝にシャンプーをするからといって、夜に入浴しないのもおすすめしません。汗や汚れで寝具まで不潔になり、雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
朝シャンは過度な皮脂の洗い流しの原因となり、皮脂の過剰分泌や頭皮の乾燥、外部刺激に対する弱体化を誘発するので注意してください。
はげる前に注意したい朝髪を濡らす際のポイント

はげる前に注意したい、朝髪を濡らす際の意識すべきポイントを紹介します。
- 35~38度のぬるめのお湯を使ってゴシゴシこすりすぎない
- 濡らした後はタオルドライでしっかり水分を拭き取る
- 必ずドライヤーで根元から乾かす
35~38度のぬるめのお湯を使ってゴシゴシこすりすぎない
朝に髪を濡らす際は、35~38度のぬるめのお湯を使ってゴシゴシこすりすぎないようにしましょう。
このときには、シャンプーを使わずにぬるめのお湯で髪全体を濡らすのがポイントです。熱いお湯で洗い流すと、皮脂の落としすぎや頭皮の刺激につながるため注意してください。
また、夜のシャンプーで汚れは落ちているため、ゴシゴシこする必要もありません。
朝シャンをする際は頭皮の温度に注意して、皮脂を落としすぎないようにすることが大切です。
濡らした後はタオルドライでしっかり水分を拭き取る
髪を濡らした後は、タオルドライでしっかり水分を拭き取りましょう。
頭皮や髪の乾燥を防ぐには、十分なタオルドライが重要です。丁寧なタオルドライによって髪表面の水分量を減らせるため、ドライヤーの使用時間を短縮できます。
ドライヤーの熱によるダメージを軽減でき、乾燥による頭皮環境の悪化を防げるでしょう。
また、タオルドライの際はブラッシングをすることで、髪に付いた水分をそぎ落とせます。このときに使用するブラシは、目の粗いものがおすすめです。
必ずドライヤーで根元から乾かす
ドライヤーを使って髪を乾かす際は、必ず根元から風を当てるようにしましょう。
髪を濡らした後の状態では、根元の部分に最も多くの水分が残っています。
髪の毛先は乾きやすく、先にドライヤーを当てると乾燥の原因となるので注意が必要です。
そのため、まずは根元から乾かすことを徹底してください。根元の次は、襟足、耳上の順にドライヤーを当てることで、ムラなく全体をしっかりと乾かせます。
また、髪全体がほぼ乾いたら、頭皮や髪の熱を冷ますために冷風に切り替えて仕上げてください。
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朝に髪を濡らした後に抜け毛の多さ・頭部の薄さが目立ったら専門家へ相談

朝に髪を濡らした後に抜け毛の多さや頭部の薄さが目立っているなら、まずは専門家に相談しましょう。
すでに抜け毛の多さや頭部の薄さが気になっているなら、薄毛が進行している可能性があります。ほかにも以下のような症状に心当たりがないかを確認してみてください。
- 髪の毛が痩せて細くなってきた
- 朝起きたときに枕に落ちている抜け毛が明らかに増えている
- 頭皮に赤みや湿疹がある
- 以前よりもおでこが広くなってきた
- 頭皮が硬くなっている
- ヘアセットがしづらい
このような症状がある場合は、薄毛の可能性が疑われます。
薄毛の症状が進行していると、朝に髪を濡らす方法に注意しても症状の改善は見込めません。専門家に相談して、頭皮や髪の状態を確認してもらうことが大切です。
朝に髪を濡らす以外に寝癖を直す方法はある?

朝に髪を濡らす以外の寝癖を直す方法を紹介します。
- 霧吹きを使って少量の水だけで整える
- ホットタオルを使う
- 寝癖直しウォーターを使う
霧吹きを使って少量の水だけで整える
最も手軽に寝癖を直せるのは、霧吹きを使って少量の水だけで整える方法です。
霧吹きを使えば、寝癖のある部分だけを狙ってピンポイントで髪を濡らせます。髪全体が濡れることはないため、寝癖を直した後で全体を乾かす必要がありません。
霧吹きを使って髪を濡らしたら、ドライヤーの熱を当てて形を整えてください。ドライヤーを当てる時間も短くなるため、熱のダメージで髪を乾燥しすぎるのも防げます。
ホットタオルを使う
朝起きたときに毛先のハネやうねりが気になるのであれば、ホットタオルを使って寝癖を直しましょう。
ホットタオルを作る際は、水で濡らしたタオルを電子レンジを使って30~40秒ほど温めます。寝癖の付いた部分にホットタオルをしばらく当てたら、櫛やブラシを使って髪を整えましょう。
ホットタオルを使った寝癖直しは手軽であり、頭皮全体の血行を促進できるのもメリットです。
ただし、髪が濡れた部分を放置すると雑菌が繁殖しやすくなるので、寝癖を直したらドライヤーでしっかり乾かしてください。
寝癖直しウォーターを使う
髪全体を水で濡らさずに寝癖を直したいなら、寝癖直しウォーターを使うのもおすすめです。軽い寝癖であれば、短時間で簡単に髪を整えられます。
寝癖直しウォーターを使う際は、寝癖が気になる部分にしっかりと馴染ませることが大切です。毛先から頭皮に向かって、やさしく撫でるようにテクスチャーを広げてください。
少量の寝癖直しウォーターで直りにくい場合は、広範囲に吹きかけましょう。髪全体に吹きかけたら、手や櫛を使ってやさしく馴染ませます。
また、ドライヤーを使って乾かす際は風を根元から毛先に向けて当てながら、手やブラシで髪を軽く引っ張るのがポイントです。
朝に髪を濡らした後ではげ予防に実施したい対策

朝に髪を濡らした後で、はげ予防に実施したい対策を紹介します。
- 洗い流さないトリートメント・頭皮用のクリームで保湿する
- 帽子やUVスプレーを使って紫外線を防ぐ
- 育毛剤を使い頭皮をマッサージして血行を促進する
洗い流さないトリートメント・頭皮用のクリームで保湿する
朝に髪を濡らした後は、洗い流さないトリートメント・頭皮用のクリームで保湿をしてください。
髪を濡らすと、通常よりも乾燥しやすい状態になります。頭皮の乾燥は環境の悪化を招くため、保湿を徹底することが大切です。
頭皮から失われた分の皮脂を補うように、頭皮用のクリームで保湿を行いましょう。
また、ドライヤーを使って乾かすことで、髪の表面からも水分が失われます。ドライヤーの熱から髪を保護するためにも、洗い流さないトリートメントを使ってケアしてください。
帽子やUVスプレーを使って紫外線を防ぐ
朝に髪の毛を濡らした後に外出する際は、帽子やUVスプレーを使って紫外線ダメージを防ぎましょう。
紫外線を浴びると髪のタンパク質が分解され、パサつきや切れ毛の原因になります。また、頭皮が日焼けすると乾燥し、炎症を引き起こす可能性があるため注意しなければなりません。
紫外線の影響を防ぐには、帽子やUVスプレーを使った対策が効果的です。帽子は直射日光を遮り、物理的に紫外線を防いでくれます。また、UVスプレーは髪や頭皮に直接塗布できるため、手軽に対策が可能です。
育毛剤を使い頭皮をマッサージして血行を促進する



朝に髪を濡らした後ではげを予防するには、頭皮マッサージを取り入れるのが効果的です。シャンプー後に育毛剤を使用する際に一緒に行うと、習慣化しやすくなります。
マッサージをする際は、爪を立てたり強い力を加えたりしないように気をつけましょう。心地良いと感じる程度の力加減で、頭皮全体をやさしくほぐすことが大切です。
また、頭皮の血流を良くするには、首筋のコリをほぐすようにしてください。首の付け根からうなじにかけてマッサージすると、血行が促進されて頭皮の健康維持に役立ちます。
朝に髪を濡らす場合はポイントを押さえてはげるリスクを減らそう

朝に髪を濡らした後に適切なケアを怠ると、はげるリスクが高まります。寝ているときの汗や寝癖が気になり、朝に髪を濡らす習慣がある方はケア方法に注意してください。
薄毛や抜け毛のリスクが気になる方は、朝に髪を濡らさないようにするのがおすすめです。
ただし、どうしても濡らす場合はぬるめのお湯を使い、濡らした後はタオルドライやドライヤーを使ってしっかり乾かしましょう。
また、すでに薄毛や抜け毛が気になる場合は、ケア方法を見直しても症状の改善は見込めません。できるだけ早く専門家に相談して、頭皮や髪の状態を確認してもらうことが大切です。
本記事で紹介したポイントを押さえて、髪を濡らした後は適切なケアを行いましょう。







