薄毛が気になる方の中には、パーマをかけることでおしゃれに薄毛を隠したいと考える人も少なくないですよね。

実際、パーマをかけることで薄毛をカバーすることは可能です。

しかし、パーマをかけるなら知っておきたい注意点がいくつかあります。

現在薄毛が気になっている人は本記事を読んで、頭皮環境を悪化させず、おしゃれに薄毛をカバーするための方法と注意点を学びましょう。

はげ隠しにパーマは有効？

結論、薄毛の進行度合いや種類によってはパーマをかけてボリュームを出すことで、薄毛をカバーすることは可能です。

ただ、パーマをかける際の頭皮環境や毛髪の状態によっては逆効果になってしまうこともあります。

これから紹介する点に気をつけて、おしゃれに薄毛を隠しましょう。

パーマをかけると抜け毛が増える？メリットとデメリットを解説

前述した通り、パーマをかけることで薄毛をおしゃれに隠せる場合もありますが、パーマをかけることは、メリットだけでなくデメリットもあります。

パーマをかけると抜け毛が増えて、余計に薄毛が目立つようになってしまうのではないかと

不安に感じる方も少なくないと思います。

これから述べるメリットとデメリットをしっかり確認して、本当に今の自分に最適な施術なのかどうか見極めましょう。

メリット

パーマをかけるメリットには下記のようなものが挙げられます。

1つ目は、パーマをかけてボリュームを出すことで、薄毛をおしゃれにカバーすることができるという点です。

抜け毛や薄毛が進行してしまうと、全体的又は部分的に髪のボリュームが減少し、機になってしまう方も多いかと思います。

薄毛の種類や進行度合いによってはパーマをかけることで、ボリュームが出て薄毛をおしゃれにカバーする効果が期待できます。

2つ目は、スタイリングがしやすくなるという点です。

パーマをかけると、スタイリングを行わなくてもある程度の形が決まっているため、パーマをかける前よりもスタイリングがしやすくなる場合があります。

また、スタイリングにかかる時間も短縮できます。

パーマをかけていると、自身でスタイリング剤やヘアアイロンなどを使用してスタイリングする時よりも、ボリュームが維持されることも期待できます。

デメリット

パーマをかけるデメリットには下記のようなものが挙げられます。

1つ目は、頭皮や髪の毛にダメージを与えてしまう点です。

せっかく薄毛をカバーするためにパーマをかけても、ケアを怠ったり、肌に合っていない薬剤を使用してしまうと、パーマのダメージによって頭皮や髪の毛が傷つき、頭皮環境が悪化してしまう可能性があります。

パーマが直接的に薄毛の原因になることはありませんが、頭皮環境の悪化は抜け毛や薄毛の原因になりかねないため、十分に注意しましょう。

2つ目は、パーマをかける前よりも徹底したヘアケアが必要になる点です。

前述したように、パーマをかけることで頭皮や髪の毛はダメージを受けてしまうため、日頃からヘアケアを徹底することが必要になります。

しかし、適切なヘアケアが日頃からできれば、頭皮や髪の毛のダメージを抑えられるだけでなく、パーマの持ちも良くなります。

【重要】はげ隠しのためにパーマをかける時の注意点

パーマをかける場合は、前述したようなデメリットもあるため、以下に挙げる注意点に気をつけましょう。

• 適切な頻度を守る
• ホームケアを怠らない
• カラーリングとの同時施術を避ける

それぞれの注意点を詳しく解説していきます。

適切な頻度を守る

パーマは適切な頻度で行うことが重要です。

あまり頻繁にパーマをかけてしまうと、頭髪の健康を損なう可能性があります

パーマの種類や髪の長さ、頭髪の状況によっても適切な頻度は異なりますが、一般的に3〜6ヶ月ごとにかけることが推奨されています。

適切な頻度をしっかり守って、頭皮や髪の毛へのダメージを最小限に抑えましょう。

参考　【美容院の店長が解説】パーマの頻度や種類、失敗しない方法とは？ Raku Lab通信

ホームケアを怠らない

パーマをかけたあとは、自宅でのヘアケアも重要です。

ダメージを最小限に抑えるためにも、下記のポイントを覚えておくと良いでしょう。

• 肌に優しいシャンプーとコンディショナーを使用する
• ドライヤーの使用方法に注意する
• トリートメントやヘアマスクを定期的に行う

パーマをかけた後は、頭皮や髪の毛へのダメージが気になるところです。

自宅でのケアにも注意して、できる限り頭髪の環境を健康に保てるようにしましょう。

カラーリングとの同時施術を避ける

カラーとパーマを同時に行うことで、必ず薄毛になる・薄毛が進行するとは言い切れませんが、頭髪へのダメージを考えると、カラーとパーマの同時施術は避けることがおすすめです。

カラー剤もパーマ剤も、頭髪に負担をかけてしまうものではあるため、薬剤によって頭皮が炎症等を起こし頭皮環境が乱れてしまうことで、抜け毛につながる可能性もあります。

できる限り、それぞれの施術間隔を開けて同時施術は避けるようにしましょう。

【必見】薄毛が気になる方におすすめのパーマ

薄毛が気になる方におすすめのパーマは、下記の通りです。

• ツイストパーマ
• スパイラルパーマ
• ニュアンスパーマ

以下で詳細に解説します。

ツイストパーマ

薄毛が気になる方におすすめのパーマの1つ目は、ツイストパーマです。

自然な髪の動きを出すことができるため、髪の長さが5〜6cmあり、薄毛が気になっている方におすすめです。

しかし、長すぎてしまうとボリュームが出しづらくなってしまうため、美容師の方に相談してみると良いでしょう。

スパイラルパーマ

次におすすめなのが、スパイラルパーマです。

髪にらせん状のカールをつけることで、根元からしっかりボリュームを出すことができます。

ツイストパーマより髪に長さが必要で、6〜7cmほどがおすすめです。

ゆるめの仕上がりにしたい方は10cmほどが理想の長さです。

ニュアンスパーマ

最後に紹介するのは、ニュアンスパーマです。

やわらかいカールが出るため、ほどよいボリューム感やふわっとしたシルエットが薄毛を上手にカバーします。

先に紹介した2つのパーマより、ゆるめの仕上がりにになるため、より自然なパーマにしたい方におすすめです。

方法編｜薄毛が気になる方におすすめのパーマ

薄毛をカバーするためにおすすめのパーマ方法の種類と特徴を紹介します。

• クリープパーマ
• コスメパーマ
• 酸性パーマ

クリープパーマ

まずは、クリープパーマがおすすめです。

クリープパーマとは、使用する薬剤が少量なため通常のパーマよりも、頭皮や髪の毛へのダメージを抑えてパーマをかけられます。

また、薬剤に髪の毛が浸される時間も通常のパーマと比較して短いため、ダメージを抑えることが可能です。

コスメパーマ

通常のパーマ剤は医薬部外品に該当することが多いですが、コスメパーマは化粧品に登録されているパーマ剤を使用した施術です。

医薬部外品のパーマ剤を使用するよりも、髪の毛や頭皮への刺激が弱く、ダメージを抑えてパーマをかけることが可能です。

酸性パーマ

酸性パーマも薄毛が気になる方におすすめです。

多くのパーマ剤はアルカリ性ですが、髪の毛は酸性のため、髪の毛への負担が大きく、ダメージを受けている髪の毛の方や薄毛が気になる方にはあまりおすすめできません。

一方で酸性パーマの場合は、髪の毛を酸性の状態に保ったまま、カールを付けることができるため、低刺激で髪の毛への負担も少ないことが特徴です。

アルカリ性のパーマ剤特有の刺激臭もないため、匂いに敏感な方にもおすすめのパーマ剤です。

まとめ

パーマは薄毛を隠すのに適している1つの手段です。

しかし、ここまでで述べたようにデメリットや注意点も少なからずあるため、施術を受ける際にはデメリットや注意点に気をつけて、慎重な美容院選びも必要になります。

自身の状態に合わせて、最適なパーマができる美容院を選びましょう。

もちろん、日頃のホームケアも欠かせません。

せっかく自身に合ったパーマをかけても、自宅でのケアを怠ってしまったり、間違ったケアの方法を続けていると、髪の毛や頭皮へのダメージに繋がったり、パーマの持ちも悪くなってしまいます。

美容院選びや日頃のケアに気をつけて、おしゃれに薄毛をカバーしましょう。