「冬は抜け毛が増えやすいって本当?」「昨冬は抜け毛が増えた…」と冬の薄毛に不安を持つ方は多いでしょう。
実際に、冬は抜け毛が多くなる季節といわれています。冬の抜け毛は寒さや乾燥が原因となる場合が多いですが、その他にもさまざまな要因が関係します。
湿度調整や冷え対策など、原因に対して適切な対策を打つことで抜け毛の予防が可能です。
本記事では、冬の抜け毛の原因や具体的な対策方法について紹介します。抜け毛の不安を解消し、安心して冬を迎えたい方はぜひ参考にしてください。
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冬に抜け毛が本当に増えた?正常な本数をまず確認

髪の毛が健康な状態の方でも、1日あたり50〜100本程度の抜け毛があります。まずは1日あたりの大まかな抜け毛の量をチェックしましょう。
1日あたりの抜け毛が約100本以内であれば正常な状態です。
ただし季節によっては、1日あたり200本前後の髪の毛が抜けることもあります。抜け毛の量が1日あたり200本以上の場合は、薄毛や抜け毛の症状が進行しているかもしれません。
髪の毛は、季節や毛周期によって抜けやすい時期があります。まずは抜け毛が冬のみの一時的なものなのか、通年続いているのかを確認しましょう。
秋から冬・冬から春への季節の変わり目も抜け毛が増えやすい

季節の変わり目、特に秋から冬や冬から春にかけては抜け毛が増えやすい傾向にあります。その理由は以下の通りです。
- 季節の変わり目の不安定な気温や湿度が頭皮環境に影響を及ぼす
- 秋は夏の紫外線や汗によるダメージが頭皮に蓄積されている
- 春は新生活などでストレスが溜まりやすくホルモンバランスが乱れる
季節の変わり目は気圧や気温の変動が大きいため、自律神経が乱れやすい時期です。自律神経やホルモンバランスの乱れ、頭皮環境の悪化は抜け毛の原因になります。
季節の変わり目は髪の毛が健康な状態の方でも抜け毛が増える時期です。中には通常の2〜3倍に抜け毛が増える方もいます。
抜け毛が気になるのが秋から冬、冬から春など季節の変わり目のみであれば、あまり心配しなくてもいいでしょう。


冬に抜け毛が増えやすい理由

冬に抜け毛が増える理由は、主に以下の3つです。
- 湿度が低く頭皮が乾燥しやすいから
- 寒さで身体が冷えて血行が悪くなりやすいから
- 免疫力が落ちて皮膚トラブルを起こしやすくなるから
湿度が低く頭皮が乾燥しやすいから
頭皮が乾燥すると炎症が生じ、抜け毛が増える可能性があります。
頭皮の乾燥は抜け毛に直結しませんが、かゆみ(炎症)が生じて頭皮をかきむしることで髪の毛が抜け落ちやすくなります。
また、頭皮や毛穴に炎症が生じると発毛にも悪影響が出るため、薄毛に発展することが多いです。
冬は他の季節に比べて湿度が低く、室内も暖房の使用によって常に乾燥した状態にあります。
頭皮の乾燥は炎症だけでなく皮脂の過剰分泌の原因にもなるため、冬の過ごし方には注意が必要です。
寒さで身体が冷えて血行が悪くなりやすいから
気温が低下することで血管が収縮すると、血行が悪くなり抜け毛につながります。血行が悪くなると髪の毛の成長に必要な栄養が行き届かなくなるため、髪の毛が弱くなりやすいです。
また、冬に手足の冷えを感じる方は多いでしょう。頭も手足と同じ末端なので、手足が冷えやすい方は頭も血行が悪い状態にあり、冷えきっているかもしれません。
さらに、寒さで全身の血行が悪くなると筋肉がこわばりやすくなります。血行不良によって首・肩・背中がこると頭皮の血行も悪くなるため、抜け毛につながりやすいです。
免疫力が落ちて皮膚トラブルを起こしやすくなるから
免疫力が落ちると頭皮の常在菌のバランスが乱れ、頭皮の乾燥や抜け毛を引き起こします。
髪の毛を作るためには、栄養だけでなくエネルギーも必要です。そのため、風邪を引いたりインフルエンザにかかったりすると髪の毛が正常に作られなくなります。
冬は風邪だけでなく胃腸炎なども流行しやすい季節です。寒い中体温を維持するために体力を使うので、エネルギーが不足しやすくなります。
免疫が下がった身体において頭皮が乾燥する状況が重なると、他の季節よりも抜け毛が起こりやすい条件が揃います。身体の内外から皮膚トラブルを防ぎ、頭皮環境を整える工夫が必要です。
冬の抜け毛に男女差はある?

冬の抜け毛の量に関して、明確な男女差は認められていません。しかし、女性は年齢やライフステージ、生理現象などでホルモンバランスが変化しやすく、抜け毛の量が増えることも考えられます。
また、女性は一般的に髪が長い方が多いため、同じ本数の抜け毛でも多く見えやすいでしょう。
とはいえ、冬の抜け毛は気温の低さや乾燥を原因とする場合が多く、男女の抜け毛に見かけ上の違いやホルモンバランスの違いはあれど、基本的な傾向は変わりません。男女差による抜け毛を心配することは不要といえるでしょう。
参考
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冬の抜け毛を予防するためにやっておきたいこと

冬の抜け毛を予防したい方は、以下の対策を取り入れてみてください。
- 暖房を使う際は加湿器で室内の湿度を調整する
- 生活習慣を整えて代謝・免疫力を維持する
- 身体を内側から温める食材を使った食事を摂る
- 紫外線の対策とケアを徹底する
- 首や肩など固まりやすい筋肉のマッサージを受ける
暖房を使う際は加湿器で室内の湿度を調整する
頭皮環境の悪化による抜け毛を予防するために、暖房を使用する際は加湿器で湿度を調整しましょう。乾燥は頭皮環境の悪化だけでなく免疫力の低下にもつながります。
室内の湿度は50%前後(40〜60%)が理想です。40%以下は空気の乾燥による悪影響が出やすく、一方で60%以上はカビが発生しやすくなるため、50%程度を維持しましょう。
また、頭皮が乾燥してバリア機能が低下すると、かゆみや炎症を引き起こします。湿度を50%程度に保ち、抜け毛が生じにくい頭皮を保てる外部環境を目指しましょう。
参考 Damp Buildings, Human Health, and HVAC Design|ASHRAE
生活習慣を整えて代謝・免疫力を維持する
良質な睡眠や適度な運動は代謝や免疫力を高め、抜け毛を予防します。
睡眠には、体力や免疫力を維持する作用や成長ホルモン分泌作用があります。どちらも抜け毛の予防に欠かせません。睡眠時間は最低でも6時間は確保しましょう。
運動は体温や代謝を高め、抜け毛の予防につながります。運動不足による低体温は免疫力の低下や血行不良を引き起こすため、頭皮や髪の毛に悪い影響を及ぼします。
冬の抜け毛を防ぐために適度な運動も習慣化させましょう。運動は、散歩やウォーキング、自宅でできる筋トレなど簡単なもので十分です。できることから始めてみてください。
身体を内側から温める食材を使った食事を摂る
生姜やニンニクといった身体を内側から温める食べ物を摂取し、冬の抜け毛を予防しましょう。
身体を内側から温めることで血行が改善され、頭皮や髪の毛に栄養が行き渡りやすくなります。
冬に摂りたい身体を温める食材の例は以下の通りです。
- 根菜類(ごぼう、れんこん、にんじん など)
- 香味野菜(生姜、ニンニク、ニラ、たまねぎ など)
- 肉類
- 魚介類
- 卵
特に生姜に含まれるジンゲロールやショウガオールは、血行を促進して身体を内側から温める効果が期待できます。ニンニクやニラに含まれるアリシンにも血行促進作用があります。
また、タンパク質は身体を温めるだけではなく髪の毛の主成分であるケラチンも含まれるため、積極的に摂取しましょう。
紫外線の対策とケアを徹底する
紫外線は頭皮にダメージを与え、抜け毛の原因となります。冬でも紫外線対策とアフターケアは必須です。
夏ほどではないものの、冬にも紫外線は一定量降り注いでいます。日中の外出時は日傘を差したり日焼け止めを塗ったりして、紫外線を対策しましょう。スプレータイプの日焼け止めは頭にも塗布しやすいのでおすすめです。
紫外線を浴びた後は、低刺激の頭皮用ローションを塗布しましょう。紫外線によって頭皮が乾燥すると抜け毛につながるため、保湿することが大切です。
首や肩など固まりやすい筋肉のマッサージを受ける
首や肩など頭の近くの筋肉をほぐし、頭皮への血行を良くしましょう。頭周辺の筋肉が凝り固まっていると頭皮への血行が悪くなるため、髪の毛に十分な栄養が届けられなくなります。
特に冬は寒さで筋肉が固まりやすい傾向にあるため、マッサージを受けるなどしてほぐしてもらうのがおすすめです。血行改善だけでなくリラックス効果も見込めるため、自律神経も整います。
頭や目の周りのマッサージもあわせて行うと効果的です。頭周辺の血行が良くなることで、抜け毛や薄毛の改善効果も期待できます。
冬の抜け毛が気になる場合にできる改善策

冬に抜け毛が気になる方は、以下3つのセルフケアを試してみてください。
- 湯船にしっかり浸かりシャンプーで丁寧に洗う
- 入浴後は必ず乾かして頭皮ケアを行う
- 育毛剤を使った頭皮マッサージを習慣化する
湯船にしっかり浸かりシャンプーで丁寧に洗う
冬は湯船にしっかり浸かり、冷えた身体を温めましょう。全身の血行が良くなることで頭皮や髪の毛に栄養が運ばれるようになり、抜け毛の改善が期待できます。
また、シャンプーを丁寧に行うことも大切です。シャンプーは低刺激で保湿作用があるものを選びましょう。シャンプーに含まれる代表的な保湿成分は、濃グリセリンやBG(ブチレングリコール)です。
また、シャンプーはやさしく行うことを意識してください。手のひらでシャンプー剤をしっかりと泡立ててから髪の毛や頭皮につけ、ゴシゴシと摩擦を与えないよう指の腹で丁寧に洗いましょう。
シャンプーのすすぎ残しがないようしっかり洗い流すことも重要です。シャンプーのすすぎ残しはかゆみや臭い、抜け毛などの原因になります。
入浴後は必ず乾かして頭皮ケアを行う
入浴後は必ず髪の毛を乾かしましょう。髪の毛や頭皮が濡れた状態が長引くと頭皮や髪の毛がダメージを受け、抜け毛につながります。
入浴後に正しい方法で髪の毛や頭皮を乾かすことで抜け毛を予防できます。入浴後は、擦らないようにタオルドライを行ってからドライヤーを当てましょう。
ドライヤーは髪の毛から15〜20cmほど離して使用してください。時間は5分が目安です。長時間ドライヤーを当てると髪の内部からも水分が蒸発し、髪の毛が弱くなる可能性があります。
丁寧なブラッシングも抜け毛の予防につながるため、毎日行いましょう。髪が乾燥している状態でブラッシングをすると摩擦で髪の毛を傷つけることがあるため、ローションをつけるのがおすすめです。
育毛剤を使った頭皮マッサージを習慣化する



冬の頭皮は、冷えやすく血流が悪くなりやすい状態です。セルフ頭皮マッサージを定期的に行い、冬の抜け毛を予防しましょう。
頭皮マッサージは、指の腹でやさしく行いましょう。頭全体をバランスよくほぐすことがポイントです。頭全体をほぐすことで均等に血行が促進され、すみずみまで栄養を行き渡らせます。
頭皮マッサージの際は育毛剤を使用するのがおすすめです。頭皮マッサージによる物理的な血行促進と、育毛剤に含まれる成分による化学的な血行促進が組み合わさることで、より効果的に頭皮の血流を改善します。
参考
「ヘッドスパ」における頭皮マッサージ基本手技が心身に及ぼす影響
冬に増えた抜け毛が収まらないなら脱毛症の可能性もある

抜け毛の量が冬を過ぎても減らない場合は、脱毛症を発症しているかもしれません。一時的な抜け毛の増加は季節的なものの可能性が高いですが、症状が数ヶ月にわたって続くようであれば一度医師のカウンセリングを受けましょう。
抜け毛が収まらない場合に考えられる脱毛症は以下の通りです。
種類 | 特徴 |
---|---|
AGA(男性型脱毛症) | ・男性ホルモンの影響により毛周期が乱れる ・徐々に進行し、自然に回復することは難しい |
FAGA(女性男性型脱毛症) | ・ホルモンバランスの乱れ(更年期)やストレス、遺伝などが原因 ・全体的に髪が細くなり、ボリュームが減少する |
円形脱毛症 | ・自己免疫疾患やストレスが主な原因と考えられる ・突然円形や楕円形の脱毛斑が出現する |
粃糠性脱毛症 | ・フケが大量に発生し、頭皮が炎症を起こすことで髪が抜ける ・かゆみを伴うことが多い |
脂漏性脱毛症 | ・頭皮の皮脂分泌が過剰になり、炎症を引き起こすことで抜け毛が生じる ・べたつきやにおいを伴うことがある |
脱毛症の中には自然治癒しないものもあります。悪化したり進行したりすると抜けた分の髪の毛が生えず、元に戻らない可能性もあります。
大量の抜け毛が長期間続くようであれば、早めに医療機関で診察を受けましょう。
参考
抜け毛の対策を十分に行って冬を乗り越えましょう

気温が下がり乾燥しやすい冬は、抜け毛が増える傾向にあります。しかし、髪の毛や頭皮が正常な方でも抜け毛が増える時期なので、まずは抜け毛の量が正常の範囲内なのかをチェックすることが大切です。
また、冬の抜け毛は適切な対策を打つことで最小限に抑えられます。対策を打っても抜け毛が改善されない場合や冬を過ぎても抜け毛の量が減らない場合は、医師のカウンセリングを受けましょう。
冬の抜け毛が気になる方は、まずは本記事を参考に生活習慣やセルフケアの見直しを行ってみてください。そして、頭皮や髪の毛のトラブルに悩まされない快適な冬を過ごしましょう。